整体院の利益率の計算方法とは?正しい出し方と改善の目安を解説

【整体院 利益率の計算方法】正しい出し方と改善の目安を解説

この記事は、整体院専門の経営基盤設計サイトとして、整体院の利益構造を改善することを目的に解説しています。

整体院経営において重要なのは、売上ではなく**「利益率」**です。

しかし実際の現場では、次のようなケースが少なくありません。

・利益率を正しく計算していない
・なんとなく黒字だと思っている
・通帳残高で経営判断している

この状態では、売上が増えても利益が残らない経営になってしまいます。

そこでこの記事では、

・整体院の正しい利益率の計算方法
・利益率の適正な目安
・利益率が低くなる原因
・利益率を改善するための基本ステップ

について、整体院経営の視点から分かりやすく解説します。

目次

整体院の利益率の計算方法

まず、利益率の計算方法はとてもシンプルです。

営業利益 ÷ 売上 × 100 = 利益率(%)

例えば次のようなケースを見てみましょう。

売上:100万円
固定費:50万円
変動費:20万円

この場合の営業利益は次のようになります。

営業利益
= 売上 −(固定費+変動費)

100万円 − 70万円
30万円

利益率の計算は次の通りです。

30万円 ÷ 100万円 × 100 = 30%

このケースでは、整体院の利益率は**30%**になります。

まずはこのように、自院の利益率を正確に計算することが重要です。

まずは営業利益を正しく把握する

利益率を計算するためには、まず営業利益を正確に把握することが必要です。

営業利益の計算式は次の通りです。

営業利益 = 売上 −(固定費+変動費)

ここで重要なのは、固定費と変動費を正しく分けることです。

固定費の例

・家賃
・人件費
・広告費
・通信費
・リース費

固定費は、患者数に関係なく毎月発生する費用です。

変動費の例

・材料費
・決済手数料
・消耗品費

変動費は、患者数や売上に応じて増減する費用です。

この区分が曖昧なままでは、利益率の計算も曖昧になります。

整体院の固定費率について詳しく知りたい方は、
整体院の固定費率の適正についての記事も参考にしてください。

整体院の利益率の目安は20〜30%

整体院経営において、一般的に健全とされる利益率は

20〜30%

と言われています。

目安は次の通りです。

利益率状態
30%以上非常に良好
20〜30%健全
15〜20%改善余地あり
15%未満構造見直し必須

利益率が20%を下回る場合、
客単価・コスト構造・経営管理のいずれかに問題がある可能性があります。

詳しい基準については
整体院の利益率の目安の記事も参考にしてください。

利益率が低くなる主な原因

整体院の利益率が低くなる原因は、大きく3つあります。

① 固定費が高すぎる

整体院経営では、固定費率が60%を超えると危険ラインと言われています。

特に次の費用は注意が必要です。

・家賃
・人件費
・広告費

これらが高すぎると、売上が伸びても利益は残りにくくなります。

② 客単価が低い

客単価が低い整体院は、どうしても来院数依存の経営になります。

その結果、

・施術人数が増えないと売上が伸びない
・院長やスタッフが疲弊する
・利益が残りにくい

という状態になりやすくなります。

客単価の改善については
客単価改善の記事も参考にしてください。

③ 数字を毎月確認していない

利益率は、毎月チェックしてこそ意味があります。

しかし実際には

・年1回しか見ない
・税理士任せになっている
・売上だけ確認している

という整体院も少なくありません。

月次管理をしていないと、利益率は改善しにくくなります。

利益率を改善する基本ステップ

利益率を改善するためには、次の4つのステップが基本になります。

① 現在の利益率を算出する

② 固定費率を確認する

③ 客単価を見直す

④ 改善の優先順位を決める

重要なのは、闇雲に集客を増やさないことです。

経営構造が整っていない状態で患者数だけ増やしても、利益率は改善しません。

まずは、利益構造を整理することが重要です。

売上と利益は別物

整体院経営では、売上と利益を混同してしまうケースがよくあります。

しかし、売上が増えても利益率が低ければ、資金は残りません。

いわゆる

「売上はあるのにお金が残らない整体院」

という状態です。

この問題の多くは、利益率を見ることで原因が明確になります。

詳しくは
整体院で売上が増えてもお金が残らない理由の記事も参考にしてください。

まずは自院の利益率を確認する

あなたの整体院では、利益率を正確に把握していますか?

もし利益率が

20%未満

の場合、経営構造に改善余地があります。

まずは売上だけでなく、利益率という視点から整体院経営を見直してみてください。

利益構造を理解することが、安定した整体院経営への第一歩になります。

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利益率が20%未満の場合、
経営構造に改善余地があります。

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